無題6

最近「知ることは面白い」と、改めて考えるようになった。

きっかけはとあるビール会社の本を読み、なんという名前の人が、入社何年目に、どんな気持ちで商品を開発したのかを知った事。

本を読んだ後、コンビニ等の棚に並んだ商品を見る目が変わった。

親近感を持って見るようになった。

 

商品開発に関わる人皆、何かしらの気持ちがあって開発をしてるだろうから、

世の中の色々な商品の開発経緯を知ることができたら、

買い物が楽しいだろうなー、なんて。

 

後はアプリなども、もっと開発の経緯などを表に出せば、親近感を持ってくれる人が

増えるんじゃないかな、なんて事も考えた。

無題5

アメリカ西部開拓時代にミズーリ州からカリフォルニアを目指したドナー隊の話をwikipediaで読んだ。

カリフォリニアと言うとお洒落な西海岸の街くらいの知識しか無かったが、

昔の人達が死ぬ思いで到達し、発展させてきた街だと知った。

 

恐らく身の回りにあるものはほとんどそう言った話があるのだと思う。

当たり前にそこにあるのではない。誰かが、死ぬ思いで成し遂げた結果。

そう考えると、ありがたいなぁと思うようになる。

一つ一つの物事に、どんな歴史があるのかと考えるようになる。

 

過去を知ることは謙虚さに繋がると思う。

本を読み、人と話し、過去を知る必要がある。

無題4

陸上競技の経験はないんですが、不思議とマラソン選手の生き様に刺激を受けたりします。
全日本女子駅伝5年連続1位の立命館を破った松山大学の話も、なかなか面白いです。松山大学の高見澤さんがリオ五輪で得たストイックな姿勢、それに影響を受けた他の部員。一人の人間に起きた変化が連鎖した結果が、立命館を破っての1位。

 

 

 

(ひねくれた事を言えば、松山大学はここ数年上位につけていたので、

高見澤さんの事がなくても立命館を破っていたのかもしれない。

が、それは部外者にはわかりようのない事。)

 

無題3

2歳の子供に隣のトトロを見せて以降、子供は劇中のキャラクターの

真似をよくするようになった。

 

子供は見たものをあからさまに真似をする。

見たものを吸収し、真似をしながら成長していく。

見たものに影響されながら成長していく。

 

これまで意識していなかったが、大人も同じで、

見たものを吸収し、あからさまではないものの真似をしていく。

そしてそれは死ぬまで続く。

 

音楽を作る人が、知らず知らずのうちに自分が聞いた音楽に

影響されたものを作る、などは分かっていたが、

日々の行動レベルでも同じだという事に気付いていなかった。

とてもバカバカしい話だとは思う。

 

吸収したものが少ない大人は、引き出しの少ない人間になる。

引き出しの少ない人間は魅力に乏しい。

(少なくとも自分はそう考える)

 

影響されるという事を意識した上で、出来るだけ沢山のものを見る。

見たものに影響されるのだから、出来るだけ良いものを見る。

 

そしてこの行動は点では終わらず、感性などといったものと

線でつながっていくのだろう。

 

おわり。